ニニフニ。

寺社を巡ったり描いたり彫ったり。

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十五番 少林寺(しょうりんじ)

少林寺



「母巣山(ははそさん)」という変わった山号を持つ十五番の少林寺。
明治の秩父大火で一度焼失したが、その後再建。
現在本堂は防火を意識した白色、漆喰塗りの土蔵造りとなっている。

あまり寺っぽくない。

境内の一角にある小さなお堂には「半僧坊大権現」が祀られていた。
半僧坊っていうのは鎌倉の建長寺などにいる大天狗。
ここの半僧坊さんも建長寺からの分祀らしい。
天狗というのは「火伏せ」が得意技なので、やはり「もう大火は勘弁してね」ってことで呼んだのだろうか。


千社札



ところでこの十五番札所の成り立ちはちょっと複雑。

その昔、十五番札所はここから程近い秩父神社の境内にあった「母巣山蔵福寺」だった。
しかし蔵福寺は廃仏毀釈で廃寺となってしまったため、近くにあった少林寺を新たに十五番札所にしようということになり、
現在の地に移築して寺号と山号もくっつけて「母巣山少林寺」にしたとのこと。

十五番に限らず、行く先々に廃仏毀釈の傷跡が残っている。
だけどそこからはまた、札所存続に尽力した人々の思いが浮かび上がってくるようでもある。

この騒乱で蔵福寺の本尊だった十一面観音は売り飛ばされてしまい、現在も別のお寺に行ったまま戻ってきていない。

まあ所在が分かっているだけでもまだいいほうなのかもしれないけど。


ぼたん






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  1. 2008/08/05(火) 09:31:43|
  2. 秩父札所巡り|
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  4. comment:0
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