ニニフニ。

寺社を巡ったり描いたり彫ったり。

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九番 明智寺(あけちじ)

明智寺



石灰を運ぶ大型トラックが行き交う中、八番から来た道をちょっと戻って、九番、明智寺。
こじんまりとした札所。

明治に落雷で堂宇が焼失してから100年以上も仮堂のままで、現在の観音堂は平成になってからようやく再建されたとのこと。

仮堂はトタン屋根だったりしたそうだから、ちょっと前まではさらにこじんまりしていたのだろう。

札所本尊は如意輪観音。

五番、語歌堂のじゅんてい観音ほどではないにしろ、わりと珍しい変化観音で、
この仏を本尊とするのは秩父札所中で2ヶ所。
頬杖をついて物思いに耽る、しっとりとした雰囲気が漂う如意輪観音は昔から女性の守護仏とされている。
明智寺でも安産、子育ての観音さまとして信仰を集めてきた様子。

平安時代、難産で苦しんでいた一条天皇の皇后のために、
恵心僧都という偉い僧が如意輪観音の像を刻んで祈ったところ無事に出産。
その後この観音像は、同じように苦しむ女性を救うのだとお告げを残して飛んでいってしまう。
失踪した観音さまを探すよう勅命を受けた役人は、明るい星の導きによってこの地で像を見つけることができた。

とかいう話で、このことから明智寺の山号は「明星山」であるという。
ちなみに明智というのは明智寺を開創した僧の名前なんだけども、
これが「赤血」に通じるという点も女性の信仰を集めたポイントであるとのこと。

語呂合わせで験を担ぐっていうのは言霊信仰なんだろう。







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