ニニフニ。

寺社を巡ったり描いたり彫ったり。

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一番 四萬部寺(しまぶじ)

観音堂

西部秩父駅に着いたのは朝8時くらい。
レンタサイクルを駅まで持ってきてくれた旅館のおじさんに1番から回ることを伝えると、
ここからけっこう遠いから1番まで乗せていってくれるとのこと。

自転車で回ることにこだわっていたわけでもないので、あっさり乗せてもらう。
途中車内でおじさんは、どこの札所は何が見所だとかあの道をこう曲がってこう行くと近道だとか
丁寧に教えてくれたのだが、いっぺんに言われたのでほとんど覚えられないのだった。

1番、スタートのお寺は四萬部寺という。しまぶじ。
なんとなく口に出してみたくなる響きである。

こじんまりとした境内だが300年ほど前に建てられた観音堂は風格がある。
欄間に施された地獄と極楽の彫刻もかわいらしい。
お堂からは「お手綱」と呼ばれる綱が堂外に建てられた角塔婆に結ばれている。
これは開帳期間限定の仕掛けで、お手綱は堂内の本尊の指に結ばれており、参拝者がこの綱に触れることで観音さまと縁を結ぶというもの。
つまり間接握手である。

地獄之図


お手綱

お堂の脇には豊富な品揃えの売店がある。
札所巡りには正装があって、白衣に菅笠、金剛杖、その他もろもろを身に着けるのが本来のスタイル。
四萬部寺は1番札所ということでこれらすべてが揃うのだ。
といっても普段着で回ってる人の方が多数派なので無くても問題はない。

ただ普段着であってももほとんどの人が持っている巡礼アイテムがある。
「納経帳」というものだ。
これは参拝した証として各寺オリジナルの朱印を押してもらい、さらに本尊の名前、寺号などを筆で墨書きしてもらうための帳面で、
簡単に言えばお寺専用のサイン帳というか、スタンプ帳である。
で、このいただいたサインのことを「御朱印」とか「納経印」と呼ぶ。

納経帳

この御朱印は書き手が達筆だとデザイン的に見ても美しく、コレクション魂をくすぐられる人も多数いるようである。
また札所巡りにおいては一つ、また一つと納経帳が埋まっていく達成感もあいまって、巡礼の楽しみの一つとして
大変人気があるアイテムなのだ。
しかし四萬部寺の御朱印は、ちょっと自分でも書けそうな感じがしないでもないのだが。
ちなみに札所でなくともたいていのお寺で御朱印はいただけるので、興味を持たれた方はぜひどうぞ。

御朱印

あ、現在は1番札所の四萬部寺だけど、昔は24番だったそうだ。
札所巡りは江戸時代に庶民の間で大ブームになったらしく、江戸から秩父に入る際に四萬部寺が一番最初になるってことで
順番を変えちゃったとのこと。

江戸時代、多くの人がこの道を同じ目的で歩いたなんてことをあれこれ想像しながら2番へ向かった。


十三仏



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