ニニフニ。

寺社を巡ったり描いたり彫ったり。

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七番 法長寺(ほうちょうじ)

法長寺

七番、法長寺は五番と六番の間に位置している。
ということは六番よりもこっちを先に参ったほうが効率がいいわけで、
ガイドブックなんかを見てもそうすることを勧めていた。

昔、七番は別の場所にあったんだけど、焼失により法長寺に札所を移したことで
そういう位置関係になったらしい。

境内は広く、すっきりしていた。
すっきりしすぎているような気もしないでもない。
もっとこうなんか変なものがあるといいのになあ、と勝手な思いを抱く。

本堂は秩父札所中最大規模で、本堂内に観音堂を取り込むという珍しい造りは
平賀源内の設計によるとのこと。
鉱山開発だのなんだので源内は秩父にちょくちょく来ていたそうだ。

本堂&観音堂

あと目立つものといえば、本堂前にいる牛。の石像。

その昔、例によって行基がこの地を訪れた折、背負っていた観音像が急に重くなってしまった。
行基は、こりゃ何かの霊験であろうと思って像を放置、旅を続けることにした。

時はすぎて、あるとき同じ場所でお百姓さんが畑仕事をしていると、そこへ牛が一頭
やってきて座り込んでしまって動かない。牛を哀れんだお百姓さんは一晩付きっ切りで世話を
するのだが、夜が明けると、例によって牛の姿はなく、そこには観音像があるのだった。

村人は牛が観音さまの化身であったと思い、堂を立てて祀ることにしたという。
そういうわけで、この法長寺は「牛伏堂」とも呼ばれているのだ。

うし

ってなんだかよく分からない縁起である。
そもそも観音さまが牛に化身した理由は何なのか。
観音様は牛に姿を変えたことで人々を導いたわけでもなく、
座り込んで世話をしてもらったというだけの話で、物語性が弱いというか、
いまいちその意図が読めないという気がしないでもない。

「行基さんに連れられてここまでやってきたけど、この地がなんだか気に入ったから、なんとか祀ってもらおうと思うんだけどどうしよう。
とりあえず動物に化身することにして、ちょっとしたら姿を消して像を残しておいたら気がついてくれるだろうからそうしよう。
でも犬とか猫だと座り込んだところで軽すぎてどかされちゃうので馬とか牛にしたほうがいいよね。
どっちでもいいけどじゃあ牛に化身。」

とか、そんな感じだろうか。
まあきっと違うだろう。




ダキニ





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