ニニフニ。

寺社を巡ったり描いたり彫ったり。

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四番 金昌寺(きんしょうじ)

仁王門

四番金昌寺は秩父札所中で最も人気があるお寺であり巡礼以外の参拝者も多いのだが、
それははっきりした見所があるからで、その見所は何なのかというと石仏である。
石仏だらけなのである。
江戸時代、時の住職が飢饉や天災で亡くなった人々の供養のために建立を始め、
後に信者からの寄進などもあって現在その総数は1319体にのぼるという。
石仏マニアであれば長時間境内を散策しても飽きることはないだろう。
そういう人は少ないのかもしれないけど。

境内

大きな仁王門をくぐると早速ズラリズラリと。
濃ゆい空間です。
普通石仏と聞けばおじぞうさんをイメージするかもしれないが、これだけいれば地蔵だけにとどまることはないわけで、
釈迦やら観音やら不動やら羅漢やら誰?っていうのまでいて、これはちょっと楽しい。

本堂前では慈母観音が乳飲み子の世話をしている。
一番人気の石仏で、マリア観音とも言われているそうだ。
なんでマリアと観音がくっつくのかというと、
江戸時代にキリシタン禁止令があったからである。

慈母観音


観音堂


弾圧から逃れるために、隠れキリシタンが観音さまっぽくマリア像をつくり、
表面上は仏教徒を装いつつキリシタンとしての信仰を守ったわけだ。
見ればその表情はちょっと西洋風で、乳房を顕わにしているところをしても一般的な仏像とは趣を異にしている。

ちなみに明治になって禁教令が解かれたにもかかわらずキリスト教に戻らなかった地域というのもあるようで、
これはカムフラージュのために利用していた仏教や神道の方がいつのまにかメインになってしまったこと等によるらしい。
信仰は混ざり合うと。

かんのん

と、境内の先に奥の院があるというので行ってみることにする。
奥の院といってもちょっと歩いただけで到着。
そこにお堂はなく岩の窪みに石仏が数体置かれているのみである。
弘法大師を祀っているようだった。
周囲は樹木で薄暗く、首のないお地蔵さんがいたりして、
おや、これは状況によってはちょっと怖いのではないか。

酒呑地蔵

長らく境内をうろついている間に、いくつかの団体がやってきては去りやってきては去る。
何人かがベンチに座っておにぎりか何かをもぐもぐやっている。
やはりこれまでの札所より賑わっているようだった。



しゃか?







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