ニニフニ。

寺社を巡ったり描いたり彫ったり。

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秩父三十四ヶ所行った。

総開帳



秩父へ行ってきた。

札所巡りをしてきたのだ。
札所巡りっていうのはいくつもの決められたお寺に参る巡礼のことで、
各お寺のことを札所という。
「札所」って呼ばれるのは、かつて巡礼者がお堂に自分の名前を書いた木札を打ちつけたからで、
そうすることによって仏と縁が結ばれるとされていたわけだ。
現在ではお堂が傷むから打ちつけは禁止だけど、札所を参拝することを今でも「打つ」って言ったりする。
一番有名な札所巡りといえば弘法大師を拝んで回る四国八十八ヶ所。「お遍路」のことだ。

他にも日本にはたくさんの札所巡りがあるんだけど、
その中でも四国と同じくらいメジャーなのが近畿一帯を巡る西国三十三ヶ所。
これは弘法大師じゃなくて観音さまを拝む巡礼で、
平安時代にはもう成立してたらしい。

そこから時代は下って鎌倉時代になると、西国三十三ヶ所をうらやんだ源頼朝、実朝が
西国のコピーとして関東一帯を巡る坂東三十三ヶ所を制定。

さらに室町時代になって、西国とか坂東とか距離ありすぎだからもっとサクッと回りたいってことで
開創されたのが、秩父三十四ヶ所。
これら西国・坂東・秩父札所は合わせて「日本百観音」って言われてて、今でもセット巡礼として人気がある。

で、今回秩父を巡ろうと決めた理由。
それは「総開帳」である。
通常、本尊が納められているお堂の扉は閉められており、直接仏像を目にすることはできないのだが、
12年に一度、午年にこの扉を全部開放して見せてあげようっていうイベントがあるのだ。
何で午年?ってことについては、馬が観音さまのお使いだからとか、
秩父札所が成立したのが午年だったからとか言われている。

って今年は子年なのである。なんで総開帳なの?という声もあると思う。
これは子年が午年からの12年の真ん中だからってことらしい。
あまり理由になっていない感もあるが、おそらく、12年に一度なんてもったいぶらずに開帳した方が
秩父市的にオイシイということもあるのだろう。人がたくさん集まるからね。

そんな裏事情があろうとなかろうと、こっちからすればどうでもよく、
開帳するならば回ってみようじゃないかという気持ちで今回の巡礼を決意したのだった。
開帳期間は3月18日から7月18日までである。
ちなみに移動手段はレンタサイクル。
秩父の札所は全行程が100kmほどなので(四国、西国、坂東札所はいずれも全行程が1000kmを超える)
歩いて回る人もけっこういるのだが、さすがにそれでは時間がかかる。
かといってバス利用で本数、時間を気にするのもめんどくさい。
というわけで自転車がベストだと判断したわけである。

全部回ってどうするのか、ということについて言っておくと、
一般的には全部回るとご利益があるとか言われているので
それを期待する人、信仰心に基づいて回ってる人はもちろんいる。
あとは物見遊山とか健康のためにとか、昔であれば滅罪のためとか、そういうのが色々混ざってる人とか、
まあ人それぞれ。

1番から34番まで順番に回らないとダメってことはなくて、自分の都合で好きにやったらいいんだけど、
やっぱり最初は1番にした方が気分が出るだろうってことで、1番からスタートすることにした。
それ以降は効率を考えたりでけっこう順番を無視したんだけれども、とりあえず記事は順番ということで。




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  1. 2008/07/18(金) 00:00:00|
  2. 秩父札所巡り|
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